めがねぱんち

雑記帳

自分の不幸は自分のせいって思わなくてよくね?

タイトルは好きなアイドルの歌詞です。

 

小さい時「世界には食べられない人もいるんだから好き嫌いせず何でも残さず食べなさい」って言われた。私は何でも残さず食べるけど、この言葉はまだ消化できずにいる。友達は100人も要らないし、小学校で習うことは嘘ばかりだった。あ、早寝早起きだけマスターしておくべき。

 

世界には食べられない人もいるんだからって今も言うのかな。世界どころか、同じ国で同世代の貧困や虐待のニュースが、テレビやネットで、私のすぐそばに、地続きである感覚があって、それでも美味しいものは食べたいし美味しくないもので太りたくない。

不幸を見慣れている。虐待に心を痛めるよりも、ああまたそのパターンねと分類してしまう方が楽で、虐待あるある、貧困あるある、毒親あるあるだねーって思ってしまう。不幸の形はみんな違うのに。

不幸はみんな違う形をしているが幸せの形はみんな似ていると書いたのは誰だったか、思い出せないな。

 

不幸を見慣れて、私なんてマシでぜんぜん幸せな方って自分を分類して誤魔化してると、自分が不幸って思うのに時間がかかって折れたときのリカバリーが大変なので、そんなマインドはぶん投げたらいいと思う。

悲しいとかつらいとか、私やあなたの不幸は私だけのものだから、誰と比べてとかじゃないんだよ。殴る蹴るよりつらい言葉や精神の暴力もあるし、社会にはなんだかんだで階層があるから、高学歴な人に囲まれるとみんな家族仲良くて愛されてたみたいな人ばかりだし。異質で生きるのはやっぱり大変だもの。

 

不幸も幸せも、ジンワリと受け入れるものなんだと思う。

人間は慣習の生き物だから、不幸に沈んでいるのはそれはそれで楽なんだけど、焦りとか、残りの人生このままでいいのかな〜とかたまに考えて、しんどいことはなるべく減らして、自分が幸せだなーって思う時間を増やしていけたらいいよね。アイドルのライブに行くとか、おすすめです